「カクヨムコンテスト賞 短編」を含む小説

近くで見ていた。けれど、何もしなかった。 ずっと放っておいたあんたのこと、今さら助けたくなった。 ……もしかしたら、また大変なことになるかもしれないのに。 正しい生き方は、幸せ…

　人類が本格的に宇宙へと進出した時代。 　しかし、その移動速度はまだまだ遅く、目的地に着くまでに何世代も要した。 　宇宙船の中で、クローンへの意識と記憶のコピーを繰り返し辿り着い…

妻を亡くした73歳の佐藤恵一は、夜ごと公園で星を眺めて過ごしていた。ある夜、母の余命を知って泣く7歳のゆりと出会い、星に願いをかける日々が始まる。二人は家族のような絆を育むが、や…

大学院生の「私」と、同じカフェの向かいの席に通う女性・美月は、三年間一度も会話を交わさず、置き忘れられたノートをきっかけに交換日記を始める。互いの日常や想いを文字で交わす中で特別…

『最後の手紙』は、認知症を患った祖母・花子が、孫娘・美咲に毎日手紙を送り続ける中で、世代を超えた愛の絆が描かれる感動の物語です。 最初は混乱した内容に戸惑う美咲でしたが、手紙に…

小学生時代、僕にはあこがれの人がいた。 すごく素敵な人だったけれど、僕は挨拶さえできずにただ眺めているだけだった。 そしていつの間にかその人は……。 KAC2025のお題小説です…

幼い頃に、祖父とともに見た満天の星。 その日から由希はずっと星を追いかけてきた。 大学では天文学を学ぶなか、新入生の円香に熱く夢を語った。 そんな折に、祖父が倒れる。 進路も未来…

ほら、正面の錆びた鉄の扉にさがっている黒地に銀文字のプレート「蜂のひざ」が読めますか。運がよければこの重いドアはきしみながら開くはずです。

読んでいて胸糞な展開でありながら落語のようなオチのある作品。落語好きならあのネタが下敷きになっていることが分かる小説です。※誤字脱字を直しました。

宰相と賢者の鏡〜白雪姫前日譚シリーズ七作目 お題で執筆！ラストは「10」「羽」「命令」。 どうせ三つ入れるなら、全部入れても同じこと(？)そんなわけで「試験」「雪」「つま先」「帰…

　四季の花々が同時に咲き乱れる不思議な『花の森』で、花の妖精たちが森の主に聞く、この森に繁る事のない大樹の物語。 　真っ白な葉を茂らせる大樹は、風も無いのにザワザワと揺らめく。 …

女子高生の蓮宮玲子は、桜蘭学園の新聞部に所属。彼女が書くのは学園内での出来事だが、その中でも興味を惹くものは、不可思議な怪異。 今回はどんな怪異が起こるのだろうか……。

魔法学院に通うお転婆お嬢様の告白模様劇の話

「お題で執筆！短編創作フェス」の第７回お題「命令」に挑戦してみました。

「お題で執筆！短編創作フェス」の第７回お題「羽」に挑戦してみました。

「お題で執筆！短編創作フェス」の第７回お題「10」に挑戦してみました。

　ある「悪癖」を持った作家の担当者のお話です。 　サクッと読めるブラックジョークの掌編です。一話完結。 ※この作品はカクヨムコンテスト10【短編】参加作です。 　参加作はコレク…

　綺羅をいじめて楽しんでいた佐和子に再会する。 佐和子は綺羅に黒い羽を渡すが…

転生した先でも秘書になってしまったアキ。 上司は高飛車な財閥のお嬢様セリーナ。 絶対に秘書やりたくないアキと とある理由からアキを秘書にしたいセリーナ。 元ポンコツ秘書がおくる…

　年老いた大魔導士ディックは、かつて懇意にしていた村長から依頼を受けた。 　しかし、大魔導士も寄る年波には勝てないように見えたが――。 　大魔導士ディックシリーズ完結編。（202…