概要
見えなくなった星を、もう一度、見上げるまで
幼い頃に、祖父とともに見た満天の星。
その日から由希はずっと星を追いかけてきた。
大学では天文学を学ぶなか、新入生の円香に熱く夢を語った。
そんな折に、祖父が倒れる。
進路も未来も揺らぐ由希の目の前に、ある日、夢を見始めた円香がいた。
その日から由希はずっと星を追いかけてきた。
大学では天文学を学ぶなか、新入生の円香に熱く夢を語った。
そんな折に、祖父が倒れる。
進路も未来も揺らぐ由希の目の前に、ある日、夢を見始めた円香がいた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「星を見上げる理由を、もう一度」
星が好き。だから学びたい。
でも「好き」だけでは進めない現実がある――。
天文サークル「10Q」を舞台に、主人公・由希と後輩の円香が、星空の下で交わした言葉が静かに心を動かしていく物語です。
都会では見えない星、地元で見上げた満天の星、研究者への憧れ、進学費用の壁、家族の事情、そして祖父の記憶の欠落。夢と生活がぶつかり合う場面が、きれいごとだけで終わらずに胸へ刺さります。
一方で、この作品はずっと暗いわけじゃない。
「10 questions」「Thank you」「天泣」「天弓」――言葉の連なりが、登場人物の心の変化をそっと照らしていく。
星を見上げるという行為が、ただのロマンじゃなく…続きを読む