「ただ語りましょ～」を含む小説

　公式自主企画『この夏、あなただけの“好き”を届けよう』用に書きました。 　あばら🦴が衝撃を受け、創作の世界に飛び込んだきっかけとなったheisoku先生。 　自分は先生のどの部…

作者が愛するゲームというコンテンツ、またゲーム音楽について語りまくる予定のエッセイです。 ヨムマラソンの稼ぎとかに使えるかもしれません。たぶん。 ※作者は大手コンシューマー派で、…

第二次大戦が終わって十年と少し。フランス・パリで倒れていた僕を、ドイツ語訛りのある妙齢の女性が介抱してくれた。 その女性……パリ随一の娼館の女主は、好奇心の強い僕の問いに押される…

ゴミ捨て場で震える子猫。 その命に最初に気づいたのは、一羽の黒いカラスだった。 「どうせ助からねえよ。それでも生きたいか？」 生きたいと願う声に導かれて、子猫はやがて家の温も…

カリスマVTuber・アキラは、絶対に“恋を語らない”。 ガチ恋勢の王として女性VTuberと笑顔で絡み続ける彼の配信は、恋愛安全圏として成り立っていた──けれど、本当の彼は…

　百物語の六十四話目。卒業生の仁科は語り出す。「「エドモンクワガタ」。そんなのいないって？　いないっすよ、新種でもないです。あいつが……「べむらー」がやってたプロジェクトの名前で…

性別？尊厳？恋愛？その全部、ラボの実験台です── 天才×天然×無自覚愛情爆弾な姉・静香が、 性転換（TS）させた弟をモルモットにして始まる、青春×羞恥×構文SFラブコメ。 …

できれば最終話直後に載せたかったですが、ああでもないこうでもないとこねくり回しているうちにいつの間にか１か月以上が経過してしまった、ジークアクス感想です。 ※若干批判寄り、かつ…

皆さんは、百物語をご存知でしょうか？ 百の怪談を語り終えると、本物の怪が現れるという、この世ならざるものを喚ぶための儀式。 貴方の隣の人物は、本物の友達ですか？ 過去の記憶は、ど…

仮面は祝福か、それとも呪いか。血は過去か、それとも運命か──。 少年が目覚めたのは、記憶の一滴さえ残らない「仮面都市」。 顔を覆い、名を捨てた者たちが、血の儀式を繰り返す中…

※この物語に登場する怪異・霊・呪い・構造はすべて、実話や都市伝説ではなく、完全に“人知の外”として構築された独自体系の恐怖構造です。

俺の名前は磯ガッシー。本名は磯田雅史。 　関西から出てきてもう十年になる。芸人として舞台に立って、テレビに出て……なんて夢を抱いてたけど、現実はそう甘くない。 転機が訪れたのは、…

灰が降る朝、名も持たぬ少女は村の焼け跡でひとり膝を抱えていた。 祈りは果たされず、救いの鐘は鳴らなかった。 そのとき現れたのは、鼻歌を口ずさむ銀灰の男――シルヴァ。 「助けてな…

狼は、流れる川をただ眺めている。そこに飼い犬のシベリアンハスキーが現れ、狼に話しかける。最初は煙たがる狼だったが、ハスキーに自分が何をしたかを語り出し……。

家にいる“君”が、お風呂に入っている──ただそれだけで、心が乱れる。 泡の音、歌声、ガタンという物音に、勝手にときめいて、勝手に妄想が膨らんでいく。 「何もしない」と決めていたは…

　主人公・千斗が大学の先輩・阿坂やバイト先のフリーター・三咲野、女子高生の京極などの『向こう側の人』に振り回され、時に巻き込んで霊現象を体験していく物語。 登場人物 【…

ロマンだよ。ロマン。

祝福は呪い。愛は制度。──それでも彼は彼女を選ぶか。 ──すべては、ここから逆算される。 50の国、50の文明、50の言語 ──まだ誰も見たことのない前提50作が並び立ち、 神…

「先輩と俺」の番外編です。 語り部が吉野君ではないです。 登場人物 ・冬月雪兎　（ふゆつき　ゆきと）：サッカーの天才。今は隠居中。 ・真葛秋人　（さねかづら　あきと）：軍師さね…

星々をつなぐのは、ゲートと呼ばれる空間接続航路。 あらゆる文明と荒野が、そこを通って交わる。 主人公は、請負仕事で宇宙を流れる凄腕のバウンティハンター。 彼の相棒は、彼が信頼す…