「BL 文学」を含む小説

平凡な大学生の寺田洋一はある日寮が火事に遭ったことでボロアパートに引っ越すことになった。お隣さんは安藤慎といういかつい見た目をした男で、洋一は最初こそ慎に怯えていたが段々と打ち解…

2,000字弱の、一軍美形男子→一軍コバンザメ男子の執着BL未満掌編です。好き勝手書きました。幸せになれなさそう！ 文学フリマで3段組A4 1枚でペーパーとして頒布していたことが…

盆の夕べ、漁師の太郎は村の子供に捕らわれた亀を逃がしてやる。その晩、夢枕に美しい童が現れ、太郎をいざなうが……？ 純愛全年齢BL。

臨海病院で事務員をしている能崎は終業後にいわゆるワンオペ育児をしている。ひとり息子の夏嵐（からん）は手がかからないがひとりで過ごす困難があった。妻の曜子は仕事も家事も育児も完璧に…

永遠までの旅路の途中、静寂の湖畔にて、刹那の再会を果たす月浦と春。 ずっと言えなかった想いを今、君に。

主人公「晴秋」は事故で両親を亡くし、今も独りその家に留まり続ける。 その花壇に咲く「コスモス」は晴秋が亡き両親と毎年植えたもので、彼はそれを両親の「遺品」として執着し独り心を閉ざ…

　瀬戸内海に面した街、舞鷹市。そこにある舞鷹北高校には文芸愛好会があった。会員は総勢３名で活動は空き教室で行われている。今日も教室では暇な会員達が雑談を繰り広げるのだった。 　…

兄貴として一緒にいたゴールデンレトリバーが息を引き取ってしまい、人間のことが嫌いになった雨宮は、夏休み明けにすべての人間に猫耳が生えているように見えるようになる。 雨の降る商店街…

　文学部の学生、晴渡アキラ。 　雪の降る大学のキャンパスを舞台に、ゼミの仲間である夏鹿文絵の謎に迫る。 　普段、冷たい態度で近寄りがたい雰囲気を持つ夏鹿。 しかし、ゼミの雨池教授…

卒業した大学の附属病院で一年目の研修医として働く三鬼（ミキ）が、いつもひとりランチで使っている階段の踊り場で元教務課職員の能崎（ノザキ）に声をかけられる。 職場の同僚になったふた…

アマチュア天文家の俺は、勤め先の会社の屋上でゆっくり流星群を眺めようと思っていたのだが、何故かあいつも一緒に見たいと言いだして……。 ＊登場人物 ・千隼（ちはや)……先輩 …

演奏家（ファゴット奏者）の篠宮徹はプロ活動をしながら楽ではない生活を送る四十路の独身者。楽器部品の材料調達で銀座の手芸店、東京クラフトセンターを利用している。そこで店番をしている…

「貴方は病気なんです。きっと僕が良くしてあげる」 　――人は、内側から支配する方が楽に手に入る。 　外界と断絶された、精神病棟。 　タフィは、淡い恋心を抱くルビにせがまれ、スノ…

会社の屋上でりんごを囓っていると、後輩の三浦がやってきた。俺の食いかけのりんごを齧った三浦は、何故か俺に執着する。俺なんか食ったって、美味しくなんかないのに。 この作品は千織@…

ダメだと分かっていても、やめられず、沼っていくのが恋。 まったく真逆の二人が、偶然めぐり逢い、五年の月日たっても俺たちの関係はセフレのまままだ。 奥手で素直になれず、心が壊れ…

ホモかどうか悩む男子高校生がむちむち同級生を抱きしめる短編です カクヨムコン11短編参加中！ 面白かったらぜひ反応よろしくお願いします！

　令和の時代、そこそこ人気のある女性漫画家、甘味処やよいは過労の為、倒れてしまう。目を覚ますと、そこは平安時代の宮中であった。 　やよいは自らが、七条天皇の三人目の皇后、甘子を盛…

英文学部二年の日向秋久は、頼まれると断れない素直な性格から、よく教授からの雑用を頼まれていた。倉庫となっている行き慣れた旧校舎は人気がなく、錆びた灰皿だけが置かれた喫煙所はいつも…

2024年12月1日文学フリマ東京39にて無料配布した短編です。 ◇物語に描かれている世界◇ 地球を脱し種の保存・繁殖を目的に新たに構築されたコロニーのお話 シンフォニーエとい…

新刊は兄弟BLの掌編集です。 兄に嫌われているのを分かっていながら意識するのをやめられない弟の楊が、ある日買い物の途中で知らない男性にナンパされる「綿が散るほど破けばいい」 …