概要
彼に伝わる音は、振動なのか、匂いなのか、もしくは水中の泡と同じか――
演奏家(ファゴット奏者)の篠宮徹はプロ活動をしながら楽ではない生活を送る四十路の独身者。楽器部品の材料調達で銀座の手芸店、東京クラフトセンターを利用している。そこで店番をしているエプロン姿の店員、戸谷幸里(ユキ)は耳の聞こえない青年だった。ある日ふたりは近くのコーヒーショップで偶然出会い、それから連絡を取り合う仲に。半年あまりの交流が続いた頃、突然の東京クラフトセンターの閉店を知った篠宮は……。
冒頭作「掻き出したいこころ」の他、ユキの自認する内面を描いた短編「微弱動」、ユキの同僚イトちゃんとの対話で投影する〝ないものねだりたち〟の話「三重奏」を収載したBL小説です。
※カクヨム未掲載の部分にR-18描写があります
※主な登場人物に女性がいますが、男女の三角関係を描くものではありません
冒頭作「掻き出したいこころ」の他、ユキの自認する内面を描いた短編「微弱動」、ユキの同僚イトちゃんとの対話で投影する〝ないものねだりたち〟の話「三重奏」を収載したBL小説です。
※カクヨム未掲載の部分にR-18描写があります
※主な登場人物に女性がいますが、男女の三角関係を描くものではありません
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