「拾い」を含む小説

※現在、「第6回ベリーズカフェファンタジー小説大賞」にエントリー中の作品です 「せ、責任は取る！」 「いえ、あなたと私って何もなかったですよね？？」 薬師のアシュリー・モート…

夕立のあと、空にかかったのは灰色の虹だった。 その虹をすくい集める人がいるという。 「これがないと、明日が来ない。」 灰色の虹をめぐる、 夢と現実のあいだを歩くような幻想譚。

レクトは夜間のアルバイトで掃除をしていた。そこで、ダンジョンに巻き込まれるが能力者はレクト一人、どうするレクト。

　魔王を倒した《毒使い》であるカムイ。しかし、彼は違法な魔法の取得や、非合法の魔法薬接種により鍛えられたという出自を理由に、国から処刑されると考え、勇者に魔王討伐の成果を譲り、…

時は明治末期から大正初期。 民俗学者・佐久間妖道と、禿げ頭の奇妙な男・助川清彦は、日本各地に伝わる“怪異”の真相を追い、旅を続ける。 河童、神隠し、雪女、件、くねくね――それらは…

真夜中の市役所で、鳴り止まない電話と住民苦情とシステム障害に挟まれて倒れた元公務員の私は、気がついたら魔法都市グラン＝セリアの中堅貴族家三女に転生していた。 ──剣の才能なし。…

オホーツク海の海岸でのゴミ拾いが縁で仲良くなった小説家の主人公（人間）とヒグマ。スランプに陥り、感情を抑え込んで本音を話そうとしない主人公に対し、ヒグマは自分の過去を語り出す。ヒ…

36歳、薬草採り専門の冒険者・レイジ。 モンスターは絶滅し、残った仕事は錆びた金属生物「テツマル」に油を差すだけ。 それでも穏やかで幸せな日々だった──はずだった。 ある日、病…

霧と蒸気の街で、アルノシトは祖父の雑貨店を手伝い、犬のジークと穏やかな日々を送っていた。 だが、ある朝、店に現れた男がすべてを変える。 重工業を担う大財閥ベーレンドルフの総帥、ル…

　世界には〈ヴェルーム〉と呼ばれる魔法道具が存在した。 　ヴェルームは、かつて呪具、宝具、聖遺物、オーパーツなどと呼ばれてきたものの総称であり、またそれは神や悪魔、天使と呼ばれ…

夏だけの詩を集めました。 毎年ほんの少しづつ 夏色のガラスを　拾い　飾るように 夏の詩　増えてったらいいなあ 良かったら覗いてみてください そして季節更新ものなので フォロー…

異世界から逆転移して、最初に覚えたスキルは『肛門腺絞り』でした。 かつては聖獣庁の「巫女姫」として、神殿で祈りを捧げていたエルフのリリア。 しかし気がつけば、現代日本へ逆転移。…

蒸気と魔法、そして飛空艦隊が空を支配する帝国。 その精鋭「天翔騎士団」に所属する騎士アルマは、未知なる「古代世界」への遠征中、謎の巨大な竜の群れに襲われ、すべてを失い、海へと投げ…

異世界に転生したとある女の子がテーマパークになることを目指して、魔法と奇跡に溢れる日々を生き抜く物語です。 ……だから、「テーマパークになる」って、なんですか？ 以下登場人物…

俺の名前は相葉悠人。ごく普通の男子高校生。 唯一普通じゃないのは、俺の家に、異世界から来た聖女様が居候していることだ。 彼女の名前はリリアーナ。 その正体は、女神の寵愛を一身に…

「弟ばかりずるい」 ユーリア・ソレガノは大きな屋敷に済む、小柄でガリガリの幼女だ。 真っ白な髪に、不思議な物が見える目。 「女のくせにずるいと思うとは、気狂いだ」 両親からは気味…

ある夜会の帰り、何者かに誘拐されたティールは、馬車の中で突然あふれ出した“感情”とともに魔力暴走を起こす。 耳飾りに仕込まれていた術式ーー《感情封印》《魔力隠蔽》が壊れ、長年押し…

図書館で働いていたユズは、火事の夜を境に、記録がすべてを決める異世界の「書記院」に目を覚ます。任されたのは、戦で名を呼ばれなかった兵士、宛先のない手紙、外から落ちてきた子どもたち…

史上最強と謳われるエルフの魔法使い・リア。 魔王討伐を成し遂げた勇者パーティの一員だった彼女は、ある日、路地裏で傷だらけの魔族の少年と出遭う。 「この子は拾った。私の養子とし…