「増えない」を含む小説

ただの設定置き場です。 あれって何だったっけ？ あの人誰だっけ？ そんな時にどうぞ。 第３８話まで読んでいない場合、『ネタバレ』が含まれる場合がございますのでご注意ください。

同棲を始めて三ヶ月。彼女・美咲が飼っている黒猫のクロエは、なぜか俺には懐かない。いつもソファの上から、じっと俺を見下ろしている。 ある朝、クロエの首輪に奇妙な数字が刻まれている…

エッセイ置場です。 のび切ったうどんのように膨れ上がる場合もあります。 ご注意を。

全ては配信から始まった。 娯楽の少ない世界に突如として配信という文化が芽生えて世界は狂いだした。 誰もが争うように配信を始め、それに呼応するように魔物やゲートが増えていった。 …

幼い頃、保育園のお兄さん、お姉さんが必死で捕まえたイナゴを給食で食べた。となりの村は昆虫記を記した有名な昆虫博士の故郷。ここは昆虫パラダイス、信州。私と、生きるために日々戦う虫た…

　自動化が進み、今より便利になった近未来。 　それなのに、動機のない無差別殺人、通称「理由のない殺人」が増え続けていた。 　その理由を知るという者に、刑事二人は会いに行くが――。…

森の最後の木が倒れた夜から、教会の鐘が無人で一度だけ鳴る。 打つたびに木こりが消え、伐採地の切り株には年輪が一本ずつ増えていく。

（冒頭） 断捨離とは、単なる片付けや掃除の延長ではない。 それは、物理的な空間を通じて自己との関係を再構築する行為である。 断捨離とは“物との関係の見直し”であると同時に、“自分…

「代行サービス」が増え、「アルコール代行」まではじまった。でもそれ、「酒を飲んだら家まで送ってくれる」のではなく…？

スマホの写真を、よく見返す。ある日ふと、昨日まで見ていたはずの写真で、友人の立ち位置がほんの少しだけ違っていることに気づいた。 別の日の写真も見比べると、彼女は日付を追うごとに…

遥か遠い未来の地球。前時代の戦争、増えすぎた人口などの様々な問題で地球上のエネルギーは枯渇していた。そして人類は宇宙にエネルギーを求めた。オルタナティブと呼ばれる代替エネルギーを…

　――ある朝、ザンマ＝グレゴリオが気がかりな夢から目ざめたとき、自分がベッドの上でスライムになっているのに気づいた。 　十三歳の少年、ザンマが目を覚ますと自分の身体がスライムに…

虫が大嫌いな主人公の住むアパートの１階に居酒屋がオープンした。 それからというもの主人公の部屋にゴキブリが姿を現すように。 日に日に増えるゴキブリ。 引っ越しを決意する主人公の前…

　2080年の地球では魔素の登場により、あらゆる分野で魔法の活用が進み始めていた。 しかし、魔素を扱える人材は世界的に不足している上に魔素の利用もまだまだ発展途上の世界では、如何…

「エビおねだり知事」「スキーウェアおねだり知事」しかし、「スキーウェア」については完全な捏造 エビは一匹３５０円だった。 加熱報道の中、職員はメンタルを病んで自殺、それでも彼らは…

配信中、マイクを切り忘れたまま相方と大喧嘩——。 葉夜拓真（VTuber名：日里燈）と鷹野凛（VTuber名：東遊里）は、息の合った掛け合いで人気のVTuberコンビ。画面の向こ…

株を始めて5年目。資産は400万円弱にまで増えた男がいた。 しかし、中古ドメインの購入やブログ本体の購入、ブログの外注化に100万円以上使い、スパチャに20万円使い、ギャンブルに…

＿＿都に住む最強の母から手紙が届いた。 『新しく弟が出来たからそっちに送ります。姉弟仲良く暮らすこと。それと＿＿＿』 　人より獣の多い田舎で日がな畑の世話をして暮らす少女チャ…

龍星とマグカップのはなし ⸻ あらすじ（紹介文） 好きな人の部屋の洗面台に、知らない色のマグカップが増えていた。 それだけのことなのに、世界が少し壊れた気がした。 朝の光…

ある日、差出人のない小包が届く。 それを開けた者は、衣服を残して消える。 家族は名を思い出せず、同僚は履歴を削除し、社会はそれを“データ不整合”として処理する。 異常は静かに、規…