「短編...？」を含む小説

七月から執筆を始め、夢中で書いた長編二作・中編二作・短編六作と、ご紹介する掌編三十二作を四ヶ月で書き上げました。 これらの掌編は、SF、ホラー、サスペンス、人間ドラマ──それぞれ…

昼寝中の私にかかってきたのは“オレオレ電話”。 助けを求める声に飛び起き、急いで指示に従うものの、なんだかちょっと様子がおかしい。

被災地へ送られる千羽鶴に関して 少しでも願いの空廻りしない様に願って 初投稿乍ら執筆しました。 此の作品内での　百合　は 少女同士の純粋な美しい関係を指し 描写も綺麗かつ過激…

わたしは完璧な聖女だから、だれよりも美しくなければならないの。 でもわたし、目が不自由だから自分の姿をよく見れないわ。 わたしは聖女だから、戦地へも赴くの。 でもわたし、光…

質量約110グラムの集合体、コンビニエンスストアのおにぎり。 あの透明なポリエチレンフィルムは、外界の熱力学的混沌から内部の秩序を隔離する防壁であり、同時に我々に課されたシュレデ…

時間の悪魔フォーゴは生きるために人の願いを叶えている。 願いの対価は寿命。 叶えられる願いは三つまで。 ルールは単純で、嘘も裏切りもない。 それでも人間は簡単に残りの人生を差し…

愛する相手･愛賀となかなか会えない日々の中、愛賀は自分以外と仲良くしている。 それは喜ばしいと思うのと同時に今までにも感じていた嫉妬を渦巻いていた御月堂であったが、松下の妻･玲…

戦争の気配が近づくボルテラ王国。 毎晩のようにいきつけのバーへと通っていたアレクは、ある日、見知らぬ旅人――ボンボルドと隣り合わせになる。 人当たりがよく、どこか影をまとったその…

現状に退屈感を感じる17歳の女の子が刺激を求めてバスに乗る短編です。 3分程度でサクッと読めます。

病院では、毎日たくさんの「名前」が呼ばれている。 それは個人を指す呼び名であると同時に、 病名であり、役割であり、 ときにその人の人生そのものを覆い隠してしまう言葉でもある。 …

ツイッターで上げてた短編をまとめただけ。 たまにほんのちょびっと手直ししてる。 現在はツイッターではなくこちらの方で更新してます。 毎週金曜午後9時更新予定。

街の片隅にある、不思議なカフェ「Café yakhtar」。 ここには、迷いや痛みを抱えた人々が、なぜか引き寄せられるように訪れます。 マスターは多くを語らず、ただ静かにコーヒー…

ついてくる、ついてくる。 どこへ逃げても隠れても。 これはぼくが、消えない「それ」と出会った日の短い物語。

三題噺「期待」「爆弾」「芋」の作品 市民の『期待』を数値化し、暴走を未然に抑える近未来都市。 ところがある週、特定地区にだけ『芋』が過剰配給され、別地区では欠品が続発する。 治…

大人の世界で懸命に立ち回る少年の痛みとユーモアの異世界冒険譚。人知れず最強なのに、報酬はたったの銅貨5枚。生きるためのクエスト代行をつづけるが、本当の目的は別にあった。 12才…

営業マンとして死んだ俺は、悪魔の国で転生した。 ここでは人間の魂が「通貨」。 魂を集めた者が、成り上がる。 俺のターゲットはDV加害者、詐欺師、いじめっ子―― クズだけを狙えば…

"私"の,その時、そこで遭った話。

ただの心の捌け口です。 なんでもない行きずりの物語かもしれないし、忘れたくない日々の記録かもしれないし、散らかってまとまりのない言葉たちかもしれません。