「山」を含む小説

飼い猫の「ちくわ（愛称：ちく）」と京都市の吉田山を散歩中、廃屋に入り込んだちくを追っていったら、偶然にも地下道を発見したオレ。スマホの明かりを頼りに進んでいくと、しばらくして巨大…

どんな願いも叶えるラプラスの悪魔。 空から落ちてきたラプラスの悪魔によって、山橋　廻（やまはし　まわり）は、死にたくないという願いを叶えてもらい、「不死」のちからを授かる。 しか…

雑居ビルの四階、なんでも屋「ナンカヨウカイ」は現代日本にはびこる怪異を解決いたします――なんて、聞こえはいいが、要は便利屋だろ？ 哀れな妖怪たちをチカラで押さえつける理不尽な所長…

これは十二支をモチーフにした12人の会社員たちの物語。 個性豊かな十二人が、次々とプロジェクトチームに加わっていき、衝突や協調を経て、困難を乗り越え、信頼を得て、だんだんと大き…

誰かの心の疲れをとれるような、そんな烏滸がましいことは言えないようなそんなエッセイです

43歳のバツイチ会社員、山村快斗は愛車であるスーパーカブja44のガソリンを満タンにし、いつものように会社から帰宅する。 妻子には逃げられ、広い一軒家だけが残された。今日も一人で…

短編を凝縮しました。実は二章と四章は繋がっています。お楽しみあれ！ 第一章　花道に乾杯！ 第二章　16歳、煙草を吸う。 第三章　犬の尻尾に騙されるな。 第四章　幸福論

それはありふれたクラス召喚だった。異世界の王国に突然クラスごと呼び出された『道立山士幌（やましほろ）高校一年一組』二十一名と先生がひとり。入学式から三日目の出来事である。ただし山…

幼馴染の風斗に誘われ、 「絶対に入ってはいけない」と噂される山へ向かった僕──綾人。 山の中では、 動物の気配が突然消え、葉っぱが跡形もなく消失し、記憶が不自然に途切れ 説明の…

昭和・平成・令和にまたがる幾つかの家族の人間愛が紡ぐ数奇な物語を、ある事件をきっかけに炙り出していくストーリーとなっています。事件の解決を浅間山の南と北で懸命に活躍する刑事たちと…

　ニンギョウの杜の事件から六年後、ふたたび神護山で起こった神隠し――。 　あのウサギの正体が明らかに。

千年もの間、小国を守り続けた最強術師――その正体を、誰も知らない。 彼女が実は、20にも満たない少女シティであることを。 山と海に囲まれた小さな国家。 この国は常に怪物に脅かさ…

ボクってば【凌辱】されるのがデフォなの？ 　お見合いをして婚約した少年・蒼屋キョウ。相手は裕福な年上の女性・喜多村マキナだった。 『身売り婚』──多額の負債を解消する手段として…

田舎に住む主婦の私。 イブの日の朝、子供用のカトラリーケースを割ってしまった。 「ぎゃー！どうしようっ、ああもうっ。 明後日まで幼稚園だし、今日は大人用のでいいとして…。隣町まで…

※これは、私の研究記録だ。フィクションなどではない。信じぬ者には、最初から縁がない。 この文字を見て、何を感じる？ [ここに神代文字の画像挿入: 例、崩れた線が漢字の「山」を思わ…

東大陸の辺境、[アナフング村]に住む若き狩人〈トルム〉は村人から『昼寝狩人』と笑われている。 育ての父と共に村を守り、村人の厄介事を解決しているのだった…… 村の祭りの準備のた…

>>あらすじ 全球戦争と呼ばれた、三度目の世界戦争から15年。太陽光が管理され、光を「買う」ことで生活が成り立つ都市国家《東京市国》。 戦争のために生まれ、今では人格破綻者と…

明け方、香蘭と明日佳と未知佳に再会する夢を見た。 「そうか、チャプレンの信者になって死ねば、俺は天国で三人に会えるのだ」 と、とんでもなく見当ちがいの考えに、俺はとりつかれてしま…

墜落事故。 教官と訓練生、二人だけが山に取り残される。 死と隣り合わせの極限状態で、禁断の想いが溢れ出す。 「好きだ」という言葉を交わす間もなく、運命は二人を分かつ。 天狼だ…