「春らしさ」を含む小説

高校の入学式を数日後に控えたとある春の日。 通学路の確認ついでに散策していたら、桃の花が咲いている古民家を見つけた。 その古民家の住人らしき老夫婦に声をかけられ、少し不気味だけど…

毎年春の訪れを告げるひな祭りの季節、杏は祖母の家を訪れます。祖母の家には美しい七段飾りの雛人形と、色とりどりのひなあられが用意されています。ある日、杏は祖母にひなあられの色の意味…

【KAC20251】参加作品。 狭いアパート暮らしなのにディスカウントストアで見かけた雛人形が気になり、悩んだ末に買ってしまうＯＬの話。

　ばあちゃんの作った桜餅を、僕はがぶりと頬張る。 　あんこと餅米の味が口の中に広がった。 　三月三日、ひな祭り。

　早めに早めにと思いながらこんな時期になってしまいましたが、春は終わってないのでセーフ。 　セーフだと言いなさい。

春の訪れを祝うひな祭り。祖母の家で大切に飾られたお雛様と、小さな女の子・美咲の不思議な体験を描いた物語。古くから伝わる「お雛様が厄を引き受ける」という言い伝えを通じて、成長と伝承…

どうしても「ひなまつり」に「トリの降臨」をねじこみたくて書きました。 後悔はしてません。 雛人形の寿子≪ヒサコ≫は、夫の兼良≪カネヨシ≫とうまくいっていない。 そして六度目の春…

俺神島翠星《かみしま すいせい》は中二の春、思いを寄せていた人に告白をした。 まぁもちろんのこと俺はフラれた。恋愛には興味が無いだとさ、それから俺は家に引きこもるようになった。 …

【全3話】オカルト研究会・会員の滝沢奏太郎は、会長の上野つぐみが好きだ。しかし上野に気持ちを伝える事が出来ないまま彼女は卒業。しかし奏太郎にチャンスが訪れる。それは「オカルト研究…

あたたかな春の午後 新居はぬくぬく日当たりが良く リビングの床に寝そべる　 満ち足りた飼い猫一匹

今年ももうすぐ春の節句、だと言うのにおひいさまは何故かご立腹の様子。今年はまだ桜餅が食べられていないせいかしら、それとも…… 🌸はるはきたれりひなまつり🌸 のじゃロリおひいさま…

１週間の集中連載。毎日昼１２時ごろに更新します。 「女性向けマンガ原作コンテスト」日常ドラマ部門に応募中。みなさまお気軽に応援いただけると幸いです！<(_ _)> 　三月文絵《…

春先の川沿いを散歩する話です。

春の静かな村には、毎年「流しびな」の儀式が行われる。しかし、この村には古くから恐ろしい伝説が伝わっていた。数百年前、村を守るために儀式を行っていた霊媒師が、裏切られて追放され、そ…

高校二年生の春、新村 初（にいむら はじめ）のクラスに転校生がやってくる。 転校生の名前は 姫野 咲（ひめの さき）。 その名前に初は驚く。 中学生の時に大喧嘩をしたきり疎遠に…

今は春。 次々と鳥の巣に雛が産まれ、正に『雛まつり』まっさかり。 親鳥達は、産まれた雛に餌をやって育んでいる。 しかし、何時もは他の鳥に托卵するカッコウは羨ましがった。 …

祖父に似て、濃い色の肌と彫りの深い顔立ち、大柄で背が高すぎる以外は、平凡に暮らしてきた私、瀬尾(せお)蜜月(みつき)。 　恋愛も結婚も諦めて将来はどこの老人ホームに入ろうかと考…

聖女(アイドル)に選ばれた少女と、取り残された幼馴染の少女の話。 ＊「『わたしのアイドル』コンテスト」への応募作品です。