概要
魔物も神も世界さえも、あなたを救う為の尊い検体になってもらうわ
神聖王国を論文一枚で壊滅させた禁忌の魔女「神と魔王?チェンソーでバラバラに解剖してあげる」神の喉元に刃が届く。狂気の理系異世界ファンタジー、クライマックスは近い。
暗殺された王子を蘇生し、国外追放された千年エルフのリゼルカ。だが彼女に後悔はない。あるのは果てしない好奇心と、数万層のマナを重ねた魔法のチェンソー。彼女が去った後、王国の魔導インフラは沈黙し、世界は「彼女がいた価値」に絶望する。出会う魔物も、立ち塞がる国家も、彼女にとってはただの「検体」に過ぎない。苦労人の助手カイを連れて、世界の真理をブチ抜く、サイコ・マジック・ファンタジー!
暗殺された王子を蘇生し、国外追放された千年エルフのリゼルカ。だが彼女に後悔はない。あるのは果てしない好奇心と、数万層のマナを重ねた魔法のチェンソー。彼女が去った後、王国の魔導インフラは沈黙し、世界は「彼女がいた価値」に絶望する。出会う魔物も、立ち塞がる国家も、彼女にとってはただの「検体」に過ぎない。苦労人の助手カイを連れて、世界の真理をブチ抜く、サイコ・マジック・ファンタジー!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!復讐より解剖、その発想だけで勝ち確
魔法体系を魔導格子、魔導核という概念で統一し、スライムから神代兵器まで同じ論理で解き明かす一貫性は知的快感につながっている。
追放、インフラ解除、世界へという序章のカタルシスも良くて、痛快さと知的興奮が同居している。
また、リゼルカの、世界への好奇心が復讐心を上回っているというキャラクター像は、ありがちな追放ものへの批評になっている。
研究メモとカイの記録という構造も、同じ出来事を全く異なる深度で見せることで笑いと深みを両立させている。
追加で、魔王災害の原因究明という大きな目的が、日常的な解剖エピソードの積み重ねと有機的につながっている構成力についても拍手したい。 - ★★★ Excellent!!!マッドなエルフと振り回される常識
追放。我々が活動しているカクヨムではよく見かけるジャンルの一つである。理不尽な理由で追放され、その後力を得て復讐する。その爽快感がたまらないジャンルである。
ところが、本作で追放された千年エルフ科学者のお姉さん……リゼルカはかなりぶっ飛んでいる。基本的に、周りのモノ全てを研究材料として見ているのだ。スライムから子どものドラゴン、果ては魔王でさえも、彼女にとっては研究対象。彼女にとって、追放など大した問題ではない。むしろ、喜んでいるのではないだろうか。なにせ、『王宮』という外付けの倫理観から解放されたのだから。
チェーンソー片手に、お供の男の子と異世界を旅する彼女。果たして、翼の生えた虎…続きを読む