概要
ムーバブル・ギアが鋼の断末魔を上げる時、誰かの命が弾け飛ぶ
幾星霜の戦禍が続く世界。
戦場には常に、5メートル級の人型機動兵器――『ムーバブル・ギア』が存在した。
ギアライダーのイズマ・フェイルは、感情を喪失した強化人間。
彼は戦いの最中に祖国ザナートの陥落を知る。
所属する第126機甲小隊は任務の放棄を決断し、隊長のロイ、隊員の沙織とルーディと共に、敵軍犇めく戦域からの離脱を図る。
敵の追撃を振り切ることに成功するも、死神の姿をした所属不明のムーバブル・ギアに待ち伏せを受けてしまう。
小隊は全滅。仲間を犠牲に生き残ったイズマは、単機で離脱に成功する。
壊れかけた身体と機体を引き摺り、一路西へ。
やがて企業と傭兵ギルドが統治する巨大都市、ザラフィウムへ辿り着いたイズマは、そこでクマ獣人の整備士リサと出会う。
債務を代価に機体の改修を受け、人機共
戦場には常に、5メートル級の人型機動兵器――『ムーバブル・ギア』が存在した。
ギアライダーのイズマ・フェイルは、感情を喪失した強化人間。
彼は戦いの最中に祖国ザナートの陥落を知る。
所属する第126機甲小隊は任務の放棄を決断し、隊長のロイ、隊員の沙織とルーディと共に、敵軍犇めく戦域からの離脱を図る。
敵の追撃を振り切ることに成功するも、死神の姿をした所属不明のムーバブル・ギアに待ち伏せを受けてしまう。
小隊は全滅。仲間を犠牲に生き残ったイズマは、単機で離脱に成功する。
壊れかけた身体と機体を引き摺り、一路西へ。
やがて企業と傭兵ギルドが統治する巨大都市、ザラフィウムへ辿り着いたイズマは、そこでクマ獣人の整備士リサと出会う。
債務を代価に機体の改修を受け、人機共
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!命令しか持たない兵士が、「生きろ」と命じられた瞬間に始まる物語
全滅寸前の戦場から始まる、重厚なSF戦記。
ムーバブル・ギアの戦闘描写は迫力十分で、一気に引き込まれる。
本作の核は、感情と記憶を失った主人公イズマの存在。
「命令に従う」ことしかできない彼と、夢や願いを語る仲間たちとの対比が非常に印象的だ。
特に、ロイ隊長が任務放棄を決断し「生きろ」と命じる場面で、
物語は“戦争”から“生き方”へと大きく舵を切る。
それでもなお意味を理解できないイズマのズレが、物語に強いフックを生んでいる。
この先、彼が“自分の意思”を持つのかどうか――
続きを読みたくなる導入として、非常に完成度が高い一話。