めちゃめちゃ良作!!まだ全部で3話と少な目ではありますが、どれも素敵なお話です。こういう絵本があればいいなぁ。小さな子どもに読み聞かせしてあげたいし、自分も読みつつ失われた子ども心を取り戻したい。いや、本当に最高✨
大変読み易い文体で、宮沢賢治を思わせるメルヘンチックな世界だと思います。「きらきらきら、ふわふわ。」というオノマトペが、文章中に花弁のように散りばめられ幼児が話の内容を理解できなくても、読み聞かせているお母さんの言葉だけで楽しんでい様子が目に浮かびます。いつか私もこんなお話を書きたいと思いました。
雨が「あめ」に変わるという発想がとても可愛らしく、読んだ瞬間に心がふっと軽くなる童話作品です。お父さんとの大切な記憶を胸に抱きながら生きる少年の視点が、やさしい言葉で丁寧に描かれていて、切なさの中にもあたたかさが残ります。「本当なのに信じてもらえない」という子どもならではの想いと、それを受け止める先生の存在がとても印象的でした。短い物語の中に、喪失と希望、そして未来への願いがぎゅっと詰まっています。静かで清らかな余韻を味わいたい方に、ぜひ読んでほしい一作です。
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