概要
私の手に触れてはいけません
その手は癒しの手であり、その手は人々が恐れる手であり、その手は触れたいのに触れることを恐れている手である。
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- ★★★ Excellent!!!触れる愛、触れない愛、禁断の愛
瘴気が人を黒曜石にする世界。
それを治癒できる特別な乙女が現れるようになった。
必要であるが穢れであると見做され、乙女達は遠巻きにされ酷使されてやがて石となって死んでいった。
この国の王妃、シルフィエット。
王族の末の出身であり、王と婚姻を結ぶも病弱とされ離宮で静養する彼女はお飾りの王妃だ。だが、シルフィエットにはもう一つの顔がある。
覆面で顔を覆い、自らを犠牲にして人を癒す癒し手のカリーナだ。
国の都合で離宮で別人に成り代わることを強要され罪悪感に縛られ、また使命感で人を癒やし続ける彼女にひっそりと彼女に寄り添う衛士のアルベール。
誰も訪れなくなった離宮の庭園で二人の関係は静かに進んで…続きを読む