概要
「犯人を挙げるより実質賃金を上げろ」休日死守のため、今日も無給の名推理
【カクヨムコンテスト11短編 中間選考突破】
【カクヨム週間ミステリー5位!】
彼にとって、殺人事件は悲劇ではない。
ただの『無償残業(サビ残)』だ。
氷室は、怒りのない冷血漢ではない。
理不尽への怒りを抱えている。
だが、その怒りを他人に燃え移らせないために、凍らせている。
氷は、冷たさではなく、停止である。
怒りの炎を止めるもの。
一線を越えそうな衝動を固めるもの。
それが、ミステリーの新ジャンル「アイス・ボイルド」。
ブラック企業の四次請けSE・氷室(ひむろ)。
12連勤で常に死にかけている彼にとって、死体への遭遇は恐怖の対象ではない。
「帰宅を阻む業務妨害」だ。
「警察の事情聴取? ……ふざけるな、明日は待望の休日なんだぞ」
睡眠時間を死守するため。ただそれだけのために
【カクヨム週間ミステリー5位!】
彼にとって、殺人事件は悲劇ではない。
ただの『無償残業(サビ残)』だ。
氷室は、怒りのない冷血漢ではない。
理不尽への怒りを抱えている。
だが、その怒りを他人に燃え移らせないために、凍らせている。
氷は、冷たさではなく、停止である。
怒りの炎を止めるもの。
一線を越えそうな衝動を固めるもの。
それが、ミステリーの新ジャンル「アイス・ボイルド」。
ブラック企業の四次請けSE・氷室(ひむろ)。
12連勤で常に死にかけている彼にとって、死体への遭遇は恐怖の対象ではない。
「帰宅を阻む業務妨害」だ。
「警察の事情聴取? ……ふざけるな、明日は待望の休日なんだぞ」
睡眠時間を死守するため。ただそれだけのために