終電という密室空間を舞台に展開される、緊張感あふれる現代ミステリー作品です。冤罪の危機に陥った一人のサラリーマンが、AIと論理を武器に真相へ迫る展開は非常にテンポが良く、ページをめくる手が止まりませんでした。ユーモラスな主人公の内面描写と、事件の裏に潜む重い人間ドラマの対比が印象的で、単なる推理ものに留まらない深みを感じます。社会問題や感情の葛藤にも踏み込んだ構成は読み応え十分。知的でスリリング、そして読後の充実感が抜群の一作として多くの方にオススメしたい作品です!
ワトソンがいいキャラ。この二人組で長編あったらたぶん読みたくなる予感。犯人夫婦の娘さんの辿った数奇な運命までいろいろ勝手に想起させられました。存命のように思えるから、どのみちこの先にあるのは泥沼展開なのでしょうね、的な。