第12話まで読んで、物語が一気に“旅の物語”へと動き出したのを感じました。
三郎とシュンが戦い、ぶつかり、価値観をぶつけ合った末に、
ようやく“並んで歩く”という選択をした瞬間がとても良かったです。
特に印象的だったのは、
シュンが深く頭を下げるシーンと、
三郎が迷いなく「魔王討伐だ」と答える場面です。
これまでの回想編で積み上げてきた痛みや葛藤が、
ここでようやく前へ進む力に変わったように感じました。
ヒサトの涙も物語に温度を与えていて、
読者と同じ視点で二人を見守っている存在として、とても良い役割を果たしています。
そして最後の旅立ちのシーン。
王道の熱さと、ここまでの積み重ねがあるからこその重さが共存していて、
「ここから本当の物語が始まるんだ」とワクワクしました。
これから三郎とシュンがどんな敵と向き合い、
どんな関係になっていくのか、
そして“本当の敵”が誰なのか、続きを期待しています。