迷い猫は夜に踊る

 迷い猫、と呼ばれるある女性。
 彼女は夜に活発になる。
 ベッドの上で男と二人。
 彼女は今夜のご主人様に向かって媚を売る。
 それは単なる一夜の慰めではなく、迷い猫にとっての勝負であり、生業でもある。

 夢の後はまた別の夢へ。
 そうして彼女は歪んだ夜の町を渡り歩いていく。

 しかし、彼女にだって心はある。冷徹な仕事人を装っていても、心はすり減る。

 迷い猫は癒しを求めている。彼女の行く先は明るいのか、それとも……。

 官能的で妖しくて、どこか危険なのに、魅力的な世界観と文章。
 あなたも是非味わってみてください。

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