その魂の階段にて

そこには古い図書館があった。

そこにある、いつのころからかそこにある不思議な本。

いつの間にか、机の上に置かれていて――、

いつのまにか、誰かに読まれる――。


その本は、読んだものにしかわからない……。


うん、ホラーですね。ホラーです。ホラーなんですよ。


はじめ、6歳――。

うん、うん、——パタン。

まあ、よかったんじゃない?

次に60歳――。

うん、うん、うん、——パタン。

うーん、それもあるよね。



次ー、次―


こっわっ!


これ、何?
白紙に喰われて行く感じ?

何だろう……。

最後に塗りつぶされているもの。この魂が落ちた感じ。

あとは、ご自身の目でーー。