概要

それでも、足りないものは何もない。
両親を亡くし、三人きょうだいと猫たちで暮らす稲葉家。
介護施設で働く長男モモは、関内での訪問仕事の帰り道、
七草粥の材料を買おうとして、自分にそっくりな男と出会う。

その日、天気予報は晴れだった。
だが、関内の空は曇り、風は乱れ、カラスが不穏に鳴く。

これは、七草粥が静かに払った、
日常のすぐそばにある小さな怪異の記録である。

  • 完結済1
  • 3,039文字
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