「誰か助けてぇ」じゃないんですよね。
しかし何なのでしょう、この手際の良さというか、アクション慣れした奥様の一連のムーブは。
怯えている割に随分と冷静な暗殺カラテです。
もしや特殊部隊に在籍経験がおありではないのでしょうか。
序盤のじっとりとしたサスペンスホラー展開がジェット機のごとくぶっ飛び、別方向(いわゆるサイコパス的な)もののホラーに転調していく様は、まさに圧巻。
そして、読んでいくうちにもはやホラーではなくなっていき、ひたすらにぶっ飛んだ展開に思わず吹き出してしまうこと間違いなし。
手を変え品を変え、色んなパターンで現れる夫にも注目です。
しかしこの夫、いったい何者なのでしょうかねぇ……。
本作一番の謎かもしれません。