「祝福の言葉の取り扱い説明書」ちょっと怖くて笑える物語

発想がとにかく楽しい。
「おめでとう」が洗脳ワードになる大晦日――この一点だけで勝ってる。

ホラーっぽく始まるのに、アルミホイル帽子あたりから一気にコメディへ振り切るテンポが心地いい。それでいて、家庭内別居の夫婦を絡めることで、笑いっぱなしで終わらせないのが素敵です。

ラストの
「言葉は文脈があって初めて意味を持つ」
というオチもきれいで、読後感が軽やか。

怖くて可笑しくて、ちょっと切ない。お正月ムード満点の逸品

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