あの授業参観のふわふわとした空気。それを追体験でき、懐かしくなりました
- ★★★ Excellent!!!
すごく愛が感じられる。場面を想像すると微笑ましい気持ちになりました。
とある授業参観の日。そこでユウトくんが作文を読み上げる。
お母さんについて。お母さんが看護師をして普段から頑張っていること。
お母さんの人となり、どれだけ日々を一生懸命に生きているか。
その上で示される、「今日に向けてのお母さん」の話。
こんな感じにユウトくんの作文が読まれるごとに、教室の中の空気があたたまっていくのが伝わってきます。
話に耳を傾けていた保護者たちや生徒たち。「お母さん」の姿がきっとそれぞれの心の中で描かれただろうな、と思います。
そして、迎える瞬間。
授業参観の空気というのは誰もが覚えのあるものだと思います。だからこそ、その場の空気みたいなのが鮮明にイメージされます。あのちょっと照れくさいような、あのふわふわしたような感じ。
そういう懐かしい光景を追体験できる、そんな素敵な作品でした。