概要
不幸だと思っていた 絶望しかないと思っていた
12月19日
明日めでたく20歳を迎える幸子は絶望の渦中に居た。
19歳の幸子は幼馴染の春人に告白し、失恋した。
同時に14年築き上げてきた幼馴染という関係にも戻れなくなり、幸子は激しい後悔に包まれていた。
未来に希望が持てない幸子は神に願う。
「神様。お願いです。時を戻してください。春人に告白する前に戻してください」
涙を浮かべる幸子は自室の天井を見つめながら寂しく二十歳の誕生日を迎える。
——はずだった。
目が覚めると12月18日になっていた。
幸子の時は本当に過去へと飛ばされていたのであった。
逆行する幸子に待っているのは絶望か——
それとも……
◆————◆
本作品はカクヨムコン11の短編賞への応募作です。
もしこの物語が少しでも心に残ったら星評価やブッ
明日めでたく20歳を迎える幸子は絶望の渦中に居た。
19歳の幸子は幼馴染の春人に告白し、失恋した。
同時に14年築き上げてきた幼馴染という関係にも戻れなくなり、幸子は激しい後悔に包まれていた。
未来に希望が持てない幸子は神に願う。
「神様。お願いです。時を戻してください。春人に告白する前に戻してください」
涙を浮かべる幸子は自室の天井を見つめながら寂しく二十歳の誕生日を迎える。
——はずだった。
目が覚めると12月18日になっていた。
幸子の時は本当に過去へと飛ばされていたのであった。
逆行する幸子に待っているのは絶望か——
それとも……
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本作品はカクヨムコン11の短編賞への応募作です。
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