木こりの成り上がり～女神のくれた「金の斧」は「世界一の斧」という意味だった件～

冒険者たちに「くだらない仕事だ」と馬鹿にされながら、アレックスは木こりとして働いていた。
そんなある日、森で木を伐っていた時に、うっかり泉に斧を落としてしまう。

途方に暮れるアレックスだったが、泉の中から女神が現れてこう言うのだった。
「あなたが落としたのは、この金の斧ですか？」

正直に鉄の斧だと答えた結果、アレックスは女神に褒められて金の斧をもらえることになった。
しかし、それは『金製の斧』ではなく、『世界一の斧』という意味だった。

アレックスは世界一の斧を武器に、冒険者としての第二の人生を歩み始める。