少女の心の動きが丁寧に紡がれた文学的な作品です

とても切ない物語でした。
でも、未来もあるような終わり方に救われました。

小学五年生の女の子、凛ちゃんは寂しいんだろうなあ。
早く独り立ちできるほどに大人になりたいんだろうなあ。
周囲の大人の醜さを見て知っているから。

ただ一人、健さんという大人だけが凛ちゃんにとって異種、だからこそ淡い恋心、それをそのように言い切ってしまっていいのかも微妙なんですが。

揺れ動く少女の心をきちんと見せてくれる、そんな素敵な文学的な作品でした。

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