概要
わたしもいつか、最高に幸せな花嫁になりたい!
フェール王国の末姫ジリエーザは、生まれつき常に泣いてばかりいる悪癖を揶揄されて、〈泣き虫姫〉と呼ばれていた。
そんな〈泣き虫姫ジリエーザ〉には、幼き頃より胸に焦げ付いて離れない、素敵な夢があった。
それは、「最高に幸せな花嫁」になること。
そんな夢を密かに抱いていた、十五歳の春。
ジリエーザに、生まれて初めて婚約者ができる。
相手はフェール王国との侵略戦争に敗れた帝国の皇子、ラルム。
口も態度も悪く、こちらが泣いてしまうくらいに顔が怖くてジリエーザより二つ年下な婚約者のラルムと共に過ごすうち、ジリエーザの夢は「ラルムの花嫁になること」へとなっていった。
しかし、遥か未来のジリエーザは数多くの男との政略結婚を重ね、〈泣き虫姫〉という呼び名に全く似つかわしくない、血も涙もない冷
そんな〈泣き虫姫ジリエーザ〉には、幼き頃より胸に焦げ付いて離れない、素敵な夢があった。
それは、「最高に幸せな花嫁」になること。
そんな夢を密かに抱いていた、十五歳の春。
ジリエーザに、生まれて初めて婚約者ができる。
相手はフェール王国との侵略戦争に敗れた帝国の皇子、ラルム。
口も態度も悪く、こちらが泣いてしまうくらいに顔が怖くてジリエーザより二つ年下な婚約者のラルムと共に過ごすうち、ジリエーザの夢は「ラルムの花嫁になること」へとなっていった。
しかし、遥か未来のジリエーザは数多くの男との政略結婚を重ね、〈泣き虫姫〉という呼び名に全く似つかわしくない、血も涙もない冷
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