迷い道に現れた、彼女という道しるべ。
- ★★★ Excellent!!!
「未知」というテーマを深掘りして深掘りして突き詰めた作品に出会えました。
人生に迷っている主人公が歩くのは、大冒険の道ではなく、日常の分かれ道や遠回り。
けれどその一歩一歩が、ちゃんと“未知”として描かれているのです。
おそらく、作者のI∀様から、人生の選択という普遍的なテーマを通して「迷うこと=ダメじゃない」というメッセージがみっちり詰め込まれているのだと思います。
そうですよね?
非日常ではなく日常が舞台の、やさしい未知の物語をありがとうございます。