異国で生きるヒロインの不安と慎ましさ、そして抑えきれない恋心が、終電という象徴的な装置を通して瑞々しく描かれた素敵な掌編!
互いを思いやるがゆえに踏み出せない時間が何度も切ない2人なのだが、最後の勇気ある告白で一気にほどける感情の解放が、とにかく美しい。
静かな日常の積み重ねが、確かな愛へと結実する瞬間を垣間見ることができる素敵な掌編です。
レビューとしてまとめるとこんな感じなんだけど、もう…ちょっと、この作品は、感情むき出しになっちゃいます。
感情むき出しの私が読んで欲しいのは以下のポイントなんです!
このストーリーの1番の魅力は、無邪気さと一途さが同時にあって、感情がそのまま言葉や行動ににじみ出ている感じ、だと思うのです。ここなんですよ。
女の子は時に、男性が思っている以上に、かなり計算をして(人によっては計算づくで)行動する生き物ですが、
ヒロインは計算じゃなくて本心で揺れているから、リアルにいたら確実に守ってあげたくなるし、応援したくなる非常に魅力的な存在です。
「帰りたくない」気持ちを手を握る強さで伝えようとするところなんて、何といとおしい。かわいい。
その辺も、すごく、すごく、魅力的。
短い作品だから、ぜひ読んでみて欲しい。
キュンキュンしてほしいです。
チュンチュンは中国人留学生。
中国人ということで、嫌な目にもあってきたけど、友人に紹介されたヒデ君は違ってた。
だんだんと距離が縮まるふたり。
けれどヒデ君は必ず終電でチュンチュンを帰す。
本当は、本当は、もっと一緒にいたいのに――
チュンチュンがとても可愛らしいです。恋する女の子のいじらしさや、もどかしさがよく描写されています。
ヒデくんも好青年! チュンチュンのこと、しっかりと考えてるんだなと思います。
そんなふたりの、終電で帰りたくないチュンチュン。ヒデくんから言ってほしいチュンチュン。
いじらしくて本当に可愛い…!!
最後はどうなるのかご自身の目でお確かめ下さい。
きっと温かな気持ちになれます!
オススメです!
ぜひご一読下さい!!
ヒデとチュンチュンの恋模様を描いた傑作です!
出会いはひょんなことから。
大学の食堂であります。
チュンチュンはそれまで『中国人留学生』として、日本人からはあまりいい目では見られてきませんでした。
ヒデだけが屈託のない笑顔で、彼女を迎え入れたわけです。
そうしてチュンチュンはヒデのことを好きになります。
しかし、軽い恋などしたくない。
大人な関係は、本気でなきゃいけない。
そんな気持ちは、ヒデにも伝わり……結果、二人の恋の展開はすごく慎重なものになってしまいます。
ああ……もどかしい!とチュンチュン。
果たして二人の恋は、どのような展開を進んでいくのでありましょう!?
チュンチュンの真っ直ぐな恋心、紳士的なヒデの優しさに心がドキドキすること間違いなしです!
是非ともご一読下さい!!!
恋に落ちた女性の心が、期待と不安のあいだで静かに揺れ動く感情を、とても丁寧に描かれていてキュンとします。
なんてたって純なチュンチュンが可愛すぎ💕
恋をすると、相手の一言に浮かんだり沈んだり、ほんの小さな仕草に胸がざわついたり、自分でも説明できない感情が波のように押し寄せたり、そんな言葉にならない揺れが生まれます。
作者はその揺れを、大げさなドラマではなく、日常の中のささやかな出来事の中にそっと忍ばせているのが魅力です。
恋は嬉しさだけではなく、
「嫌われたくない」
「もっと近づきたい」
「でも怖い」
という相反する気持ちが同時に存在します。
恋の始まりのあのふわりとした不安定さ複雑で壊れやすい感情をここまで細やかに書き上げる作者は女性の感性に鋭いお方だと感心しています。
おススメです!
是非、ご覧ください。