まるで童話集を読む様な温かな俳句の数々『手袋を買いに』『ゴンぎつね』蜜柑、鉄棒の逆上がり、猫、炬燵、雪 猫用帽子…。目に見えるもの、そして目に視えないもの それらは様々に温かく、寒い冬を暖色に彩る。 穏やかで瑞々しい 冬の夜、そっと想いを巡らせるもの。作品の多岐に渡る綺羅星の作品の中でも今が旬の、温かい冬の俳句たち。 眠れぬ夜に、冬の星を眺めつつ 読むのが良いかも知れない。
手袋という言葉から、あれこれと連想ゲームの様に広がって行く作者様の世界観が仄見えて、読んでいてとても心地良く浸る事が出来ました。こう云う自在さ、自由な広がりを感じられるのが、俳句の面白い所ですね。
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