善意と加害の境界線

フユコさんはふたりの息子を育てるシングルマザー。節約のためか、お昼休みには煙草を吸うだけ。
そんなフユコさんのために、フユコさんが好きなものを選んで、そっと届けます。

善意とは、加害とは、と考えさせられました。
主人公はあくまで善意、好意としてやったのだと思います。しかし、受け取り手からしたらどう思うのか。

優しく見守る視線から、不気味な、不穏なものに変わっていく様が恐ろしい。
皆様もどうぞお気をつけてください…。

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