政治の道具として生まれた籠の鳥が二羽、番になった日の出来事

政略結婚と見せかけて実は…な物語かと思いきや、与えられた役割の中で責務を果たさんとする王子と姫が、静かに寄り添うお話。

華やかな婚礼の場面から始まり、互いがそこに至った過去を振り返る構成が、来歴を知ってはじめて意味がわかる一枚絵のようで素敵でした。

花嫁を利用していることに罪悪感を抱く優しい王子様と、そんな彼に柔らかく微笑みかけるお姫様。その心中は…?

何度も読み返したくなるような作品です。

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