これはなんとも、いやはや良作。王子の手など借りずとも、王を刈り取るその赤髪。その美しさ、まっこと神がかり。
異世界ファンタジー系が好きですが、基本的になんでも読みますし、なんでも書きます。
ミステリー短編とはこうあるべきだ、という姿に今作はまさに当てはまっている。短い物語の中でどれだけ読者に、おっ!?と思わせられるか。それが短い物語の中で2度もあるので、短編とは思われない満足度がある。…続きを読む
導入から結末まで、吟遊詩人が見聞きした一つの恐ろしい寓話の流れになっています。全ては彼女の思惑通り。物語が人を惹きつけることを知っている彼女の思惑通りに動きます。場面展開もまさに吟遊詩人の語…続きを読む
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