文鳥のごっちゃんは忍者だった

トリといえばこの方、幸まる様によるトリ生活エッセイです。

あるご縁から一羽の文鳥「ごっちゃん」をお迎えすることになった作者様。

自宅にはすでに先住鳥のセキセイインコ「ケーちゃん」「オーちゃん」がおりますが、果たしてごっちゃんは上手く馴染めますでしょうか。

時にワタワタ、時にドタバタのトリ日常を面白おかしく描いた心温まるお話です。


小さな生き物をわが子のように愛でて暮らすこと。

それ自体は決して難しいことではありません。
だってただそこに在るだけで可愛い命ですからね。

それでも、生き物を飼うということには責任が伴います。

親である飼い主が、最後のその時まで一緒にいて、送り出してあげること。
それは飼い主の義務であり、迎え入れたわが子との「約束」でもあります。

作者様はその約束を決して違えることはありません。
そしてこれからも、子供たちと心を通わせていくことでしょう。

動物を飼っている方、そしてこれから飼おうと思っている方にもぜひお薦めしたい作品です。

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