概要
そんな彼女の元に、爽やかな初夏の薫風に乗って風変わりな教育係、モモ・エンデがやってくる。
「アナタを世界で一番チャーミングな女の子にしに来たわよ♪」
異世界からやってきたというモモは、フリーダムで破天荒な人物であり、ローラは彼女に振り回されながらも自分なりの『夢』を見つける。
ギクシャクしていた両親や幼馴染の青年、同じ王太子妃候補でありライバル関係だった公爵令嬢の関係を修復しながら、ローラはモモの元で成長し、夢を掴んでゆく……。
これは、『風花令嬢』と呼ばれていたぼっちの令嬢が、笑顔の似合うチャーミングな『春咲令嬢』と呼ばれるよ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!マイ・フェア・レディ オネェ版!!
まず私は、オネェキャラが大好物です!!!!!!
主人公ローラは花を咲かせる貴重な魔法を持つ伯爵令嬢ですが、感情表現が苦手で「風花令嬢」と呼ばれています。
能力を活かして王城の庭園で萎れた薔薇を蘇らせる一方で、付き添いの女官への言葉がきつかったと陰口を叩かれてしまうなど、不器用な性格ゆえの苦労が丁寧に描かれています。
そんなローラの元に空から日傘で降りてくる筋骨隆々な男・モモ。
登場の仕方はメリー・ポピンズですが、なんとマイ・フェア・レディな展開に。
このモモは「見た目は屈強、心は誰よりもレディ」な教育係としてコミュ障で地味な少女を淑女へと導いていきます。
二メートル近い筋骨隆々の体に赤と黒…続きを読む - ★★★ Excellent!!!悪役令嬢扱いの少女に、笑って味方になるオネエがいる
まず、花と風の描写がとにかく美しいです。
庭の光や匂いまで立ち上がってくる感じがあって、ローラの「ここにずっと居られたら」という願いに自然と頷いてしまいました。
そこへモモという規格外の旅人が飛び込んできて空気が一変するのが最高です。ローラが「悪役令嬢」扱いされる冷たい視線の中で、モモだけが怯まず、むしろ笑って世界を楽しんでいる。その存在がローラの固い殻にヒビを入れていくのが気持ちよくて、序盤から一気に惹かれてブクマしました。
読み進めるほどローラが好きになる…!
彼女が少しずつ自分の夢を見つけていく瞬間を、最後まで見届けたいと思わされる吸引力のある作品です…! - ★★★ Excellent!!!令嬢の元にやってきたオネエ教育係――。
“風花令嬢”ローラは、周囲から冷たく、無愛想だと思われている伯爵令嬢。
けれど彼女には「花を咲かせる魔法」という貴重な才能があり、心の芯には本物の優しさと繊細さを秘めています。
そんなローラの元にやって来た教育係・モモ・エンデです。異世界から来たという破天荒で自由奔放な人物であり、型破りな言動と柔らかい包容力で、ローラの日常と考え方にじわじわと変化をもたらします。
静かに心に残る系のファンタジーが好きな人や、主人公と共に成長を見守る楽しさを味わいたい人には、とてもおすすめできる作品だと思います。全体的に読みやすく、ローラとモモというふたりの化学反応が読後の満足感につながるストーリーでし…続きを読む