悪役令嬢扱いの少女に、笑って味方になるオネエがいる
- ★★★ Excellent!!!
まず、花と風の描写がとにかく美しいです。
庭の光や匂いまで立ち上がってくる感じがあって、ローラの「ここにずっと居られたら」という願いに自然と頷いてしまいました。
そこへモモという規格外の旅人が飛び込んできて空気が一変するのが最高です。ローラが「悪役令嬢」扱いされる冷たい視線の中で、モモだけが怯まず、むしろ笑って世界を楽しんでいる。その存在がローラの固い殻にヒビを入れていくのが気持ちよくて、序盤から一気に惹かれてブクマしました。
読み進めるほどローラが好きになる…!
彼女が少しずつ自分の夢を見つけていく瞬間を、最後まで見届けたいと思わされる吸引力のある作品です…!