「ぼくはお前だ、お前はぼくだ」うち捨てられた雑誌の巻末に記された一言が、透明人間だった少年の心に火を灯す。誰の目にも留まらない場所にいた二人が、それぞれの戦場で「機会」を掴み取ろうとする。内向的な少年の独白が、最後には力強いエールへと変わる構成が見事です。今、何かに孤独を感じているすべての人へ。この「言葉のバトン」を受け取ってほしい。
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