SIGINT、反物質、そして古の仙術。この「知識の物量」に圧倒されろ!
この作品の面白さを一言で表すなら「至高の闇鍋」です。 トム・クランシー風の冷戦軍事スリラーかと思えば、士郎正宗的なサイバーパンク風の仙術ハッキングが始まり、気づけばクトゥルフ的なオカルトホラーが展開されている。
著者の圧倒的な知識量に基づいた、SIGINT(諜報活動)の解説や、反物質エンジンを「龍骸」として解釈するSF的アプローチは、知的興奮を禁じ得ません。特に、1000年生きた妖仙が翡翠の台を「バイナリ化された結界」として操作する描写は圧巻です。
「もくしろく88教室」といったメタ的な用語解説もあり、難解な設定もキャラクターたちの掛け合いで楽しく理解できる工夫が施されています。
「テンプレートな物語にはもう戻れない」。そんな刺激を求める読者に捧ぐ、Web小説の枠を超えた超大作です。
捨て置けない流れによって少女を救った主人公が、世界の常識を一変させる超常の争いに巻き込まれていく現代ドラマ作品です。
主人公は心霊現象を主に取り扱う部署に所属する女性警官。
けれど、彼女自身もオカルトには懐疑的であり、偶然の連鎖で所属しているに過ぎません。
ある日に呼び出された要件は、曰く空から降ってきた少女の事情聴取。
しかし、話の半ばを越えたかといったところで、少女を狙う謎の集団に襲撃されます。
銃弾を無効化し、現世に地獄を顕現させる。
あまりにも規格外な力に気圧されますが、主人公は何とか少女を守り切ることに成功します。
果たして敵の狙いは何なのか。そして、少女はどういった存在なのか。
ぜひ読んでみてください。