熱量があるのにどこかシュール。

著作権撤廃運動の活動家(氏名不明)が、「革命思想」を抱き、
天啓を受ける話。
ちょっとだけ大げさな書き方に、開幕からくすり。

◆第一章:誰も来ない講演会

はい、もうだめでした。

大革命を語ろうと張り切る主人公。
しかし現実は――誰も来ない講演会。

一週目は読み流していたのですが、
何度か読んだらここで思わず引っかかりました。前提知識、怖い。

その後も、少しずつ参加者が増えていく様子がコミカルに描かれています。
テンポも良くて、個人的には参加者の熱量が好きです。

最後には「作者が存在したという事実。」
というどこか哲学的な一言で締め。

AIに関しては、架空の未来予想のひとつとして、特に深堀はせず、
コメディや構成の面白さに焦点を当てています。

短く章立てられているところも、読みやすくて良かったです。