「人生に迷い、問いかけられ、古い場所で改めて自分の答えを見つける」物語

派手な事件やドラマはありませんが、今を生きる多くの人に“自分の物語”として響く一作です。

魔女とのやり取りは、一見不条理なようでいて、現代人が陥りがちな“他人基準の生き方”への鋭い批評になっているのではないでしょうか。
特に良かったのは、魔女が“至高のリンゴ”を他人任せの価値基準ではなく、「あなた自身が選び、与える」というプロセスにこだわる点。
「変わった自分」や「戻った自分」ではなく、「今の自分が選び取ったものこそに価値がある」というメッセージが、静かに心を打ちます。

他人の評価に流されて悩み苦しむことがある人、「本当に自分がしたいこと・選びたいこと」に問い直したい人、その他の人も是非読んでみてください。

その他のおすすめレビュー

@-yoshimura-さんの他のおすすめレビュー566