登場人物が複雑に絡み合い、そして方向性は意外なところへ!?
- ★★★ Excellent!!!
クリスマスに本来拝読させていただくべき作品なのですが、わざと時期をずらして満を持しての推しです。
クリスマスぼっち=クリぼっち。ああ、そうやって言われるんだ・・・
作中の主人公白雪くんのぽつぽつ語られるリアルを見ているとウン十年前の自分とリンクして泣きそうになりつつ、サークルの「リア充撲滅部隊」が出てきた瞬間、よっしゃわたしも入ると一瞬で席を立ちそうになりましたが、本編はここからまた怒涛の展開を見せる。
アンチホワイトクリスマス。
リア充〇ね。撲滅。そんな言葉が飛び交う中、怨念をもった作品はなぜかリアルをも巻き込んでいく(?)ん、これは作品なのか、現実なのか、それとも!?
あれよあれよと読み進めるうちに方向性は意外なところへ転じる。
そして白雪くんの作品が”変わった”瞬間、物語は別の方向に動き始めた。
作中で作者様が使う比喩表現が非常に独特で、知るひとはちょっとニヤっとするかもしれません。
そして他作品もそうですが、情景表現が非常にリアルなので、このシーンを脳内に描いて再生されていきます。
白雪くんの作品がどう変わったのか。そしてアンチホワイトクリスマスはどのような作品に生まれ変わったのか。
この作品を通じて、人間性の絡み合いや複雑な感情、そして怨念や嫉妬を抱いたものは自分にとって良くないんだよというものを語りかけてくれるような気がしてなりません。
素敵な作品をありがとうございました(そして年明けにレビューとかKYすぎてごめんなさい。でも今の自分の気持ちだからこそ、推したい作品です)