背負いきれぬ邪気を肩代わりする医師

一家秘伝の技術を有する主人公が、心を病んだ患者に対して治療を施していく歴史小説です。

主人公は西の都から江戸に居を移した鍼灸師。

その理由は決して褒められたものではなく、妹の病を禁術を用いてまで治療したからでした。

彼の用いる鍼灸術は、患者の陰気を抜き取る超常の技術。

さらに本来なら供養すべき気を内へと取り込むことで、先延ばしにするしかない心の闇を晴らすために動いています。

彼が陰気と共に取り込むのは、患者の憎悪や無念。

果たして、此度も通い来る患者を癒すことはできるのか。

ぜひ読んでみてください。

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