帳簿の数字を武器に逞しく生きる!

財務長官の娘であるエリアーナは王太子に婚約破棄され、事故死として抹消された。死亡扱いとなった彼女が向かったのは、辺境の砦。

死人文官シュアラと名前も改めて、帝国の腐敗と戦う。

描写が緻密で、砦の固く冷たい感覚が読むほどに伝わってきて、自分の足元も冷たくなる感覚があります。砦で感じる金属や汗など不快な匂いも顔をしかめてしまいそうです。

ぜひ読んでみてください。

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