甘いケーキ。美少女と過ごす時間。これぞ理想のＳＷＥＥＴな青春！！！

　甘いだけじゃない。そこに込められた切なる想いが、本当にもう尊過ぎる。

　主人公である「ゆず先輩」は、高校にいるお嬢様系の美少女「白花琴莉」からひそかに「手作りケーキ」の差し入れを受けていた。

　雪属性として、周りとはあまり接することはせず、高嶺の花のイメージのある美少女。でもふとしたきっかけで彼女と知り合ったことにより、彼女からとにかく「ケーキ」を差し入れてもらうことに。

　美少女と過ごす秘密の放課後。二人だけの時間。明らかにもう、自分のことが好きなあの子。自分のためにケーキを作ってくれる。自分が喜んでくれるかどうか、一生懸命心を砕いてくれる……。

　思春期の男子にとっての憧れのような状況が、まさにここにあります。
　ハーフアップの髪型の、清楚なお嬢様。そんな子が「絶対に自分のこと好きなんだろ！？」って感じの距離感で一緒にいてくれる。それでも明確に「好き」を伝えては来ないところが、また駆け引き感もあって心を揺さぶられる。

　キーアイテムとして出てくる「ケーキの形のキーホルダー」も可愛らしい。そして、ゆず先輩と琴莉ちゃんの出会った過去。琴莉ちゃん視点でのゆず先輩の存在。それが見えたことでまた愛おしさが。

　秘めた想い。そして一生懸命に近づこうとする気持ち。事情を知れば知るほど、二人のことを応援したくなる、青春度MAXの素敵ストーリーです！