概要
恋は9,000万kmの距離を超える? SF×お仕事×ラブストーリー!
そう、その出逢いは私にとって、正に未知との遭遇でした。
或る会社の総務課で働く鈴木雪花(せつか)は、残業続きの毎日に嫌気が差していた。
そんな彼女に課長の浦河から告げられた提案は、何と火星人のマークを実習生として受け入れること!
勿論彼が火星人であるということは超機密事項。雪花はマークの指導員として仕事をこなそうとするが、日々色々なことが起こるもので……。
毎朝7時過ぎ更新、金・土・日は加えて夕方18時過ぎも更新、約12万字のお仕事×SF×ラブストーリーです!
或る会社の総務課で働く鈴木雪花(せつか)は、残業続きの毎日に嫌気が差していた。
そんな彼女に課長の浦河から告げられた提案は、何と火星人のマークを実習生として受け入れること!
勿論彼が火星人であるということは超機密事項。雪花はマークの指導員として仕事をこなそうとするが、日々色々なことが起こるもので……。
毎朝7時過ぎ更新、金・土・日は加えて夕方18時過ぎも更新、約12万字のお仕事×SF×ラブストーリーです!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『恋』するすべての人にこの物語を……。
「人は、分かり合えないからこそ惹かれ合うものだ」
これは村上春樹の言葉です。
僕は恋をするという事の側面には、必ず「不安」が付きまとうものだと思っています。何故なら人を愛すると言う事は、それまで知り得なかった「感情」を知るからです。
この世界には何十億もの「恋」があり、そしてそれぞれが短い人生の中で出会う幾つもの「恋」があります。
それらに「同じ」ものはありません。
僕らは何度「恋」をしようとも、それは常に「未知」であり、そして不安や喜びを含んだ「かけがえのないもの」なのです。
さて、僕は本作を拝読する時にタイトルを見て「?」となりました(すいません)。そして同時に未来屋 環さん…続きを読む - ★★★ Excellent!!!事務が、日常が、異星交流が。ゆっくり恋に変わっていく。
火星人が同僚という突飛な設定を、総務の事務リアリティで本当にあり得そうに着地させていて、導入から一気に引き込まれました。
9,000万kmという距離はネタではなく、ちゃんと二人の間の壁として息をしている。その壁を、雪花の細やかな気遣いと、マークの誠実さが少しずつ埋めていく——この距離感の描き方がとにかく丁寧で上手いです。
特に好きなのは、恋がイベントで起きるのではなく、仕事や会話の積み重ねの中で、本人たちの中に静かに芽生えていくところ。
守りたい、信じたいが、ある瞬間ふっと自覚に変わる、その刹那が毎回きれいで、胸に残ります。
そして各話冒頭の一文が洒落ていて、空気を一瞬で変えるのも最高…続きを読む