とある篤志家夫婦の遺した「ざまぁ」
- ★★★ Excellent!!!
自堕落な男の元にかかって来た一本の電話。
母の名を持つ女、その真意に気付かないまま、男は再びの連絡を待ち続ける。
やがて彼の元に届いた報せは……。
自分の過ちを認めない男の下心と歪みが非常に気持ち悪いです。(賛辞)
物語前半の電話シーンも非常に不気味で引き込まれます。
結末も非常に納得!
しかしどこか切ない余韻が残ります。
こちらの作者さまは心の隙間に吐息を吹かれるような、こんなお話がお得意ですね。