古びたアメリカンダイナー「R66」を舞台に、毎日のように集まる男子高校生たちが、ビールを片手にひたすらロクでもない会話で盛り上がる……そんな馬鹿らしくも眩しい青春を、テンポの良いシットコム形式で鮮やかに切り取った作品です。
「高校生がビール!?」とツッコミつつも、まだおおらかだった時代感が絶妙で、90年代~00年代に青春時代を過ごした男子なら「こういうノリ、あったな(笑)」と少しニヤニヤしながらノスタルジーに浸れること間違いなしです。
まだ携帯電話もPCも持っていなかった時代。
笑って、少しだけ胸がキュッとなる。あの頃の空気感を思い出したい方に、ぜひ読んでほしい青春コメディです。
私が生まれていない時代の青春を垣間見ることが出来、とても不思議な気持ちになった。知らない時代のことなのに、懐かしさもある。尤も、アメリカンダイナーで駄弁ったことは流石にないが、ファミレスで駄弁ったことはある。今の子達はどこで集まるのだろうか。スタバやコメダ、タリーズだろうか。あるいは、サイゼリヤ? それとも集まらないのか。
私は北海道出身でも北海道住みでもないが、焼きそば弁当派である。
因みに、これからこの作品を読む人に言っておきたいのだが、縦書きで読むのをオススメする。対話体の体裁は、縦書きの方が読みやすい。横書きで見て、ちょっと読みにくいと感じた方は縦書きにすると読みやすいだろうと思う。パソコンで読んでるのなら猶更である。画面右上にある『ぁあ』という場所から変えられるので変えてみるといい。
5人の男子高校生が、ビール片手に(!?)日々のちょっとした気付きについて討論する。
部活、彼女、スポーツ、文化祭、そして未来……。
時に深刻に、時に下世話に、くだらない話題にも、いつだって大真面目。
気が利くマスターと音楽に見守られながら繰り広げられる、その何気ない会話の眩しいこと!
私も隣の席で聞き耳を立てるように、彼らの3年間をあっという間に駆け抜けてしまいました。
いつまでも見ていたかった。
けれどいつまでも続かないから青春なのです。
ロスジェネなんて呼ばれることもあるこのお兄さん達は、この先も沢山悩んだことでしょう。
けれど、決して失われたりしない輝きが、確かにそこにありました。
1992年に高校に入学したばかりの男子5人組が、ダイナーR66で毎回くだらない内容のディベートを繰り広げる!
1話完結のシットコムかつ、日常のどうでもいいような話題について、高校生男子が考えるディベートになっているため、大変読みやすいです!
自分もその年齢の時には同じようなこと感じていたなと、くだらないからこそ共感できる!
90年代、同じような青春を送った人達には凄くオススメです!
また、そうじゃない人達も「90年代ってこんなだったんだ」という学びと共に、時代が違っても青春という本質は変わってないんだと感じられるはずなので、同じくオススメです!!