概要
梅雨時のバスで君が話しかけてくれたその時から、僕の世界は動き始めた
写真を撮るのが好きで、少し人と関わるのが苦手な大学生――月城直陽《つきしろなおはる》。
いつも同じバス停から同じバスに乗り合わせる朝霧《あさぎり》あまね。
梅雨時の混雑したバス。偶然隣り合わせになり、接点を持つことになった二人。
無邪気で少し不思議な彼女に、彼はいつの間にか心を奪われていく。
けれど、彼女の笑顔にはどこか影があった。時折見せるよそよそしい姿。彼女が隠している「秘密」とは?
夏の光、秋の風、冬の静けさ――季節の移ろいの中で、二人の距離は少しずつ変わっていく。
そして春。
直陽は、あまねの“真実”に触れる。
【表紙】
https://kakuyomu.jp/users/moonboat2025/news/822139840514089850
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いつも同じバス停から同じバスに乗り合わせる朝霧《あさぎり》あまね。
梅雨時の混雑したバス。偶然隣り合わせになり、接点を持つことになった二人。
無邪気で少し不思議な彼女に、彼はいつの間にか心を奪われていく。
けれど、彼女の笑顔にはどこか影があった。時折見せるよそよそしい姿。彼女が隠している「秘密」とは?
夏の光、秋の風、冬の静けさ――季節の移ろいの中で、二人の距離は少しずつ変わっていく。
そして春。
直陽は、あまねの“真実”に触れる。
【表紙】
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ホットココアのような温かさと優しさ、時折ほろ苦さも感じられる作品です!
第3章の23まで拝読しました。
季節の移り変わりと主人公やヒロインを中心とした関係性の変化が丁寧に描かれており、大学生活のリアルな質感も合わせて、その場にいるような空気感を味わえる作品だと思いました。
登場人物の皆が、少しずつ不器用ながらも、手を取り合って前へ進んでいく姿に、ほっこりと温かな気持ちになります。
特に気になるポイントとしては、ヒロインの明るさと時折見せる影のギャップはどこから来ているのか、プロローグに出てきた猫が物語の中でどんな視点から二人を観察しているのか、の2点です。
既に完結の見通しが立っている点も合わせて、続きが楽しみな作品です!