想いは遥遠く。炎が揺らめく世界の片隅で追憶のオルゴールが鳴り響く!

始まりは、國から遠く離れた郊外。

仲のいい兄妹の優しい記憶が、思い出のように描き出されます。


絵に描いたような平和な世界。
それを一瞬にして壊したのは、後の世で"オルド街虐殺事件"と呼ばれるような大事件。


あまりにも悲惨すぎるこの事件は、兄妹の絆が光るほどに嫌な色を滲ませます。


この事件で容姿が変わってしまうほどに心に傷を負った少女•ヨウ。

そんな彼女を棘の道へと進ませたのが、『オルドの亡霊』と呼ばれる噂話。

当時八歳だった少女はこの亡霊を探すため、軍人となり生きてゆくのです。


物語が進むにつれて明かされる兄妹の秘密。

記憶と想い。


さまざまな人物が織りなす、切なくも美しい物語をまだ読まれていない方はぜひ。

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