クリムゾンサンタ。
それはサンタの尻拭いをする者である。
決して見つからないようにピッキングして侵入し、睡眠噴霧剤をばら撒く黒い影。
この描写があまりにも怪しすぎて、吹きました!
しかも子どもたちに渡すプレゼントの解釈が斜め上をいっており、これまた爆笑。
というか子どもたちの願いごとが物騒すぎる!
加えて取り扱い説明書を入れればいいという問題ではありませんwww
テンポよく紡がれる物語に、つい夢中になってしまいました。
これはクリスマスに読みたかったなぁ!
ブラックジョークが混ざる聖夜の物語。
時間も季節も忘れて、ただ読書の時間に浸りたい方にオススメの一作です!
聖夜に子供たちのお願いを叶えるサンタたち。欲しいものを届けるだけなら簡単なんだけど――中には解決するのが困難なお願いもたくさん含まれている。
そういうときは、世界に一人しかいないクリムゾンサンタに引き継がれる。クリムゾンサンタはいわば尻拭い役。どのサンタにも崇められる一方で、なりたがるサンタは一人もいない。
そんな折、一人のサンタが名乗りを上げて、クリムゾンを継承した。彼は子供たちの無茶なお願いを想定外の方法で次々と解決(破壊)していく!
あらすじに「ブラックコメディ」とありますが、本当にサンタの世界の闇を垣間見た気分になれます(笑)。
サンタを困らせるような無茶なお願いはしない方が賢明ですね。万が一にもクリムゾンに担当されたらたまったもんじゃありません。
「無茶なお願いをクリムゾンはどう解決するのか」というハウダニット的なストーリーでもあり、大変惹き込まれました。オススメです!